自分たちらしい結婚式が挙げられる人前式スタイル

教会式でも神前式でもない人前式とは?

結婚式と言えば神様の前で二人の愛を誓い合うというイメージが強いですが、最近人気の結婚式と言えば人前式というスタイルであることを知っていましたか。人前式を知らない方に簡単に説明すると次のようになります。人前式とは、基本的に従来の結婚式スタイルにとらわれない挙式のことで、場所や式辞代など自由な発想のもと行われ、出席している参列者が結婚の証人となり二人の門出を祝福するゲスト参加型結婚式です。個性を出したい方や無宗教なので宗教感を出したくない方など様々な理由で人前式を選ばれる方が増えてきており、費用も従来のものに比べると手ごろな価格から行えるのでこのことも人前式が選ばれる理由の一つになっているようです。

どんな人前式が人気なの?

先に述べたように人前式では場所や式辞代などを新郎新婦が自由に選ぶことができます。そのため、チャペルで和装の結婚式という形も許されるのです。しかし、よく選ばれる会場はガーデン付きの1軒を貸し切って行うガーデンウエディングです。開放感ある屋外でも挙式を行えることが人気の理由のようです。セレモニーの流れは従来のものを基本に行われますが、何を行い何を省くのかは自由です。流行りはヨーロッパ文化のダーズンローズセレモニーです。新郎が参列者から1本ずつ合計12本のバラを受け取り、新婦に渡すものです。バラ1本1本にはそれぞれ意味があり、それを渡すことで、一生新婦に12の誓を立てるというセレモニーなのです。参列者が参加でき、二人の門出を拍手で証人する手作り感と温もりある挙式になることからこのセレモニーを選択する方が増えてきているようです。